アーティクル

[669]8月頃刊行の映画本について

[669]8月頃刊行の映画本について

 今回のWorld Newsでは8月頃刊行の映画に関連した英仏語圏の書籍を紹介したい。  まずエディンバラ大学出版による①『ジャック・ランシエールと芸術映画の政治学』(2018/8/01)である。著者のJames Har

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[668]ギヨーム・ブラックの二本の新作―ドキュメンタリーとフィクションの関係とは―

[668]ギヨーム・ブラックの二本の新作―ドキュメンタリーとフィクションの関係とは―

『Contes de juillet』 ギヨーム・ブラックは今夏、二本の新作を発表した。一本はドキュメンタリー映画、もう一本はフィクション映画であるが、それはどちらもパリ郊外のセルジー・ポントワーズにあるレジャー島で撮影

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[667]「ベルイマン島」を舞台にしたミア・ハンセン=ラヴ最新作、“Bergman Island”

[667]「ベルイマン島」を舞台にしたミア・ハンセン=ラヴ最新作、“Bergman Island”

   イングマール・ベルイマン(1918-2007)生誕100年のメモリアル・イヤーとなった2018年、世界各国でレトロ・スペクティヴが開催されており、それは「[664]ベルイマン/アサイヤス」で紹介されている

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[666]撮影監督リヌス・サンドグレン

[666]撮影監督リヌス・サンドグレン

    現在日本で「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」というかつて実際に開催され”男性至上主義のブタvsフェミニスト”と言われたテニスの試合を描いた映画が公開されている(1)。舞台は1973年のアメリカ、

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[665] ペドロ・アルモドバル新作

[665] ペドロ・アルモドバル新作

アカデミー賞受賞監督のペドロ・アルモドバルは現在新作「Dolor y gloria」 を7月前半から撮影中である。監督、脚本を務め、プロデューサーはおなじみの兄弟にあたるアグスティン・アルモドバルだ。 キャストにぺネロぺ

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[664]ベルイマン/アサイヤス

[664]ベルイマン/アサイヤス

 1918年7月14日生まれのイングマール・ベルイマンは、この7月で生誕100年を迎えた。ベルイマンは、改めて説明するまでもなく20世紀を代表する映画作家の一人だ。これを記念して、彼の代表作を網羅したレトロスペクティブが

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[663] Brexit目前!英国映画産業のこれから

[663] Brexit目前!英国映画産業のこれから

来たる2019年3月29日、イギリスはEUを離脱する。いわゆるBrexit(ブレグジット)だ。離脱まで1年を切ったいま、英国映画産業界はどのような心構えでいるのだろうか。 イギリスの映画業界といえば、2016年6月に行わ

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[662]映画批評とジェンダー

[662]映画批評とジェンダー

 性別の違いが収入の格差を生み出し、さらには役職の割り当て、職業の選択にさえにも影響するというジェンダー問題は、2018年において恐らく先進国ならばどの国でも繰り返し議論されているテーマだろう。それは一般の仕事だけでなく

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[661]短編アニメーション『親愛なるバスケットボール』におけるジョン・ウィリアムズの音楽

[661]短編アニメーション『親愛なるバスケットボール』におけるジョン・ウィリアムズの音楽

<以下のURL先で『親愛なるバスケットボール』を全編視聴可能> https://believeentertainmentgroup.com/portfolio-item/dear-basketball/ 元NBA選手のコ

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[660]ギャンブル依存の問題を描いたマリー・モンジュ長編第一作目『Joueurs』(2017)

[660]ギャンブル依存の問題を描いたマリー・モンジュ長編第一作目『Joueurs』(2017)

カンヌ監督週間とは  カンヌ監督週間(Quinzaine des réalisateurs監督の二週間)は、カンヌ映画祭期間中に並行して行われるセクションであるが、その歴史はカンヌ映画祭正式部門への抗議によって始まった。

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