アーティクル

[639] -男性らしさ、あるいは女性らしさという規範を超えるために-ルーカス・ドント長編第一作『Girl』

[639] -男性らしさ、あるいは女性らしさという規範を超えるために-ルーカス・ドント長編第一作『Girl』

 第71回カンヌ国際映画祭は、是枝裕和『万引き家族』のパルムドール受賞で幕を閉じた。この作品は、経済不況による貧困を個人の責任へと転嫁し処理する日本政府によって社会から排除された社会的弱者たちの生きる姿を映し出す映画であ

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[638]「若者の怒り」を描いたイ・チャンドン最新作『Burning』

[638]「若者の怒り」を描いたイ・チャンドン最新作『Burning』

   先日幕を下ろした第71回カンヌ国際映画祭にて、イ・チャンドン監督『The Burning』がカンヌ国際映画祭批評家連盟賞(FIPRESCI賞)を受賞した。この賞は文字どおり、世界各国の批評家によって構成さ

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[637] リナ・ウェイス – いま、ハリウッドで最も熱い女性 –

[637] リナ・ウェイス – いま、ハリウッドで最も熱い女性 –

[637] リナ・ウェイスが熱い。脚本家、女優、プロデューサーとしてマルチな才能を発揮する彼女。いまや、ハリウッドの誰もが彼女と組みたがっている。 昨年の『第69回エミー賞』で、脚本賞(コメディー部門)を受賞した初めての

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[636] ルカ・グァダニーノ監督新作、”サスペリア”

[636] ルカ・グァダニーノ監督新作、”サスペリア”

世界各国で話題となっていた「君の名前で僕を呼んで」が先月27日ついに日本でも公開された。この作品に心を掴まれ一度に限らず二度三度と劇場に足を運んだ人も多いことだろう。今回は、そんな同作品を監督したルカ・グァダニーノ監督の

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[635] 撮影監督エドワード・ラックマンの旅

[635] 撮影監督エドワード・ラックマンの旅

現在フランスで第71回カンヌ映画祭が開催されている。コンペティション部門に日本から濱口竜介監督の「寝ても覚めても」や是枝裕和監督の「万引き家族」が選ばれている他、ジャン=リュック・ゴダール監督作「LE LIVRE D’I

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[634]「イギリスの映画館はイスラエルが支援する映画祭をボイコットするべき」ケン・ローチやアキ・カウリスマキ、リアム・カニンガムら映画関係者など数十人が訴え

[634]「イギリスの映画館はイスラエルが支援する映画祭をボイコットするべき」ケン・ローチやアキ・カウリスマキ、リアム・カニンガムら映画関係者など数十人が訴え

  5月9日、ガーディアン誌上に公開された手紙で、俳優、映画製作者、アーティスト、ジャーナリストたちが、イギリスの映画館に向けてイスラエル政府が支援する映画祭をボイコットするよう訴えた。イスラエル大使館も参加す

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[633]カンヌ映画祭、もう一人の欠席者

[633]カンヌ映画祭、もう一人の欠席者

 2018年の第71回カンヌ国際映画祭が、この記事を執筆中の現在(5月12日)開催中である。今年は、1968年の五月革命に呼応したフランソワ・トリュフォーやジャン=リュック・ゴダールらがカンヌに乗り込んで映画祭を中断させ

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[632] 母親業の厄介さを描いた『Tully』

[632] 母親業の厄介さを描いた『Tully』

今回のWorld Newsは、5月4日からアメリカやイギリスで封切られた映画『Tully』について、関係者のインタヴューをもとに紹介したいと思います。『JUNO/ジュノ』と『ヤング≒アダルト』を生み出したジェイソン・ライ

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[631]フランスに暮らす禅師ティク・ナット・ハンのドキュメンタリー『Walk with me マインドフルネスの教え』

[631]フランスに暮らす禅師ティク・ナット・ハンのドキュメンタリー『Walk with me マインドフルネスの教え』

パリのル・グラン・レックスで『Walk with me マインドフルネスの教え』の試写会が行われた。ル・グラン・レックスは『バットマン』または『ジュラシック・パーク』シリーズの最新作などの試写会に使われている劇場である。

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[630]無音が恐怖を生む瞬間――『クワイエット・プレイス』の音響デザイン

[630]無音が恐怖を生む瞬間――『クワイエット・プレイス』の音響デザイン

「音を立てたら即死」という極めて刺激的な惹句で話題を呼んでいるサバイバルホラー映画『クワイエット・プレイス(原題:A QUIET PLACE)』。公開3週目にして、アメリカ国内での興行収入は150億円に達し、世界規模では

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