Archive for the World News Category

[702]キュアロン最新作『ROMA/ローマ』とNetflix問題

[702]キュアロン最新作『ROMA/ローマ』とNetflix問題

 前作『ゼロ・グラビティ』でアカデミー監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロンは、5年ぶりとなる最新作『ROMA/ローマ』を完成させた(#01)。既に世界中の映画批評家から絶賛されているこの作品は、2018年8月30日に

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[701]『ハロウィン』公開40周年~カーペンターや主要キャストが改めて同作を語る

[701]『ハロウィン』公開40周年~カーペンターや主要キャストが改めて同作を語る

『ゼイリブ』や『遊星からの物体X』のデジタルリマスター版が公開され、本サイトでも連続レビューを掲載中と、日本でもジョン・カーペンター再見/再評価の熱が高まっているところですが、アメリカでは9月末から公開40周年を迎えた『

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[700]原子力潜水艦の沈没事故を描いた『Kursk』ー舞台がロシアであることの難しさとは

[700]原子力潜水艦の沈没事故を描いた『Kursk』ー舞台がロシアであることの難しさとは

 海底に深く潜り、いつ敵に見つかるかわからない恐怖-潜水艦はこれまでいくつもの映画で取り上げられてきた題材だ。だが、今回のWNで取り上げるのは、確実に迫りくる死にどう向き合うかを描いた新たな潜水艦映画だ。  『偽りなき者

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[699]ヴィゴ・モーテンセン監督作品”Falling”について

[699]ヴィゴ・モーテンセン監督作品”Falling”について

ヴィゴ・モーテンセンが自身初の監督作となる”Falling”公開に向けて準備中とのニュースが報じられた。 映画の中では2役を演じることになる。キャストにはランス・ヘンリクセンや、 『蜘蛛の巣を払う

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[698]『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』におけるヒルドゥル・グズナドッティルの音楽

[698]『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』におけるヒルドゥル・グズナドッティルの音楽

2018年の映画『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』は、アメリカとメキシコの国境での麻薬戦争を描いた2015年の映画『ボーダーライン』の続編である。 前作の『ボーダーライン』においては、アイスランド出身のヨハン・ヨハ

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[697]アサイヤス最新作『ノン・フィクション』—私たちは変わりゆく世界にどう適応するか/しないのか

   2019年に一般公開(仏)を控えたオリヴィエ・アサイヤス最新作『ノン・フィクション』が現在各地の映画祭で上映されている。『夏時間の庭』(2008)、『アクトレス〜女優たちの舞台〜』(2014)でも起用した

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[696]家がない! 貧困にあえぐ白人層の「今」を映す“Mobile Homes”

[696]家がない! 貧困にあえぐ白人層の「今」を映す“Mobile Homes”

昨年のカンヌ映画祭で上映され、好評を受けて11月から全米での公開が決まった作品がある。”Mobile Homes”である。“Mobile Homes”とは、簡易式の移動可能な、いわゆるトレーラーハウスのこと。80年代に当

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[695] 59分の3Dの長回しでカンヌを圧巻させたビー・ガン最新作『Long Day’s Journey Into Night』

[695] 59分の3Dの長回しでカンヌを圧巻させたビー・ガン最新作『Long Day’s Journey Into Night』

今年度カンヌ国際映画祭にて。 会場に入った観客たちは3Dメガネを渡され、1時間後にメガネを装着するようにという説明の書かれたカードを渡された。 ロカルノ映画祭でプレミア上映された初長編作『凱里ブルース』で最優秀新人監督賞

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[694] 音を撮る 撮影監督シャルロッテ・ブルース・クリステンセン

[694] 音を撮る 撮影監督シャルロッテ・ブルース・クリステンセン

  「サウンドデザイナーが、登場人物のすぐ側に観客がいるかのように音響設計を出来るように、私はこの映画のために改良したレンズを用いて手持ちカメラで人物に近づき、彼らが立てる衣摺れや足音、周りの微かな物音を意識的

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[693]10月頃刊行の映画本について

[693]10月頃刊行の映画本について

 今回のWorld Newsは英仏語圏の、映画に関する新刊を6冊紹介したい。  まずはRoutledgeから①『二重思考に抗する映画:世界史の失われた諸過去との倫理的遭遇』(2018/10/3)である。著者のDavid

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