■ 新文芸坐シネマテーク/オンライン映画塾とは

新文芸坐ネマテークを母体として新たに開講されたオンライン映画塾です。映画史の大きな流れや映画史上の名作などについて深く解説します。教科書的な知識よりも、歴史から何を考えるか、そしてそれをどう現在に役立てることができるかを主な目的とします。月に3-4回程度ズームで生配信を行い、配信後1週間はアーカイブ視聴もできます。講師は新文芸坐シネマテーク主宰であり映画批評家の大寺眞輔が務め、時にはゲストをお招きした特別クラスも開催予定です。

■ カリキュラム

新文芸坐シネマテーク/オンライン映画塾は、以下のカリキュラムで開催されます。
オンライン映画塾のリアルタイム配信にはZoomを使用します。各回終了後1週間は録画した動画をオンデマンドで視聴することが出来ます。

●Aコース:映画史を考える

月に2回程度、隔週で開催。各回1時間程度を予定。全20回(約1年)で1つのサイクルが終了します。
リアルタイムでの参加、および開催から一週間はオンデマンド配信を見られます。

●Bコース:作品から考える

月に1-2回程度。各回1時間程度を予定。映画史上の名作や最近の話題作を取り上げ、大寺が解説するほか、参加者同士のディスカッションも行います。
リアルタイムでの参加、および開催から一週間はオンデマンド配信を見られます。

●特別イベント

随時開催。映画監督や様々な映画人をお招きしたトークセッションやインタビュー、新文芸坐スタッフを交えた交流会などを行う予定です。
リアルタイムでの参加、および開催から一週間はオンデマンド配信を見られます。

●個別コース

随時開催。映画についての様々な疑問や相談を個別に承ります。(1回あたり5000円/30分)

■ スケジュール

毎月3-4回、日曜日の午後8時から1時間程度の予定です。

最新スケジュールは、新文芸坐シネマテーク/オンライン映画塾Facebookページをご覧下さい!

■ 料金

■1回券(日時指定) 1000円
※PassMarketで販売します。各日ごとのチケット購入先はFacebookに記載します。
https://www.facebook.com/online.eigajuku
※チケットを購入された方には、Zoom配信のURLとパスワード、生配信後にはアーカイブのURL(配信後一週間視聴できます)を後ほど送信します。

■オンライン映画塾会員
以下のメールアドレスに、お名前、住所、電話番号、メールアドレス、希望コースを記載してメールをお送り下さい。
cinematheque.eigajuku@gmail.com

★10回コース(9000円)
オンライン映画塾10回分の参加権
★20回コース(17000円)
オンライン映画塾20回分の参加権
★30回コース(25000円)
オンライン映画塾30回分の参加権
希望コース購入後、各回への参加方法はクラウドファンディングと同様になります。
★Members Room 1年間参加権(6000円)
LINEグループのMembers Roomに1年間参加できます。参加期間中はリアルイベントの新文芸坐シネマテークの一般予約開始前に事前予約できます。10-30回コースのチケットと同時購入の場合は5000円になります。

■ メイン講師について

新文芸坐シネマテーク/オンライン映画塾では、新文芸坐シネマテークで解説トークを担当している大寺がメイン講師を務めさせていただきます。大寺は、1990年前後に「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」でデビューして以来、30年以上にわたって映画批評家として活動してきました。「キネマ旬報」「文學界」などの雑誌や産経新聞、i-D Japanなど、さまざまな媒体で執筆しています。2月発売予定の「文藝別冊 クリストファー・ノーラン」では『TENET テネット』論を担当しました。主著は「現代映画講義」(青土社)「黒沢清の映画術」(新潮社)。また、早稲田大学や日大芸術学部などで映画担当の講師も務めています。IndieTokyoという映画団体を主催し、ジョアン・ペドロ・ロドリゲスのレトロスペクティヴ上映や、ダミアン・マニヴェル『若き詩人』などの配給公開、ジャック・リヴェット『アウト・ワン』の日本上映なども行っています。こうした上映の多くでは、自ら日本語字幕も制作してきました。

IndieTokyo
http://indietokyo.com/

新型コロナの感染拡大以降は、活動の一部をオンラインに移行させる準備の一環として、YouTube動画「カドの映画屋さん」を制作してきました。
こちらでは、『めまい』や『ゲームの規則』といった映画史上の名作から『鵞鳥湖の夜』『スパイの妻』などの最新作に至る作品レビューや解説動画、あるいは映画監督のインタビューなどを見ることが出来ます。これらをご覧いただければ、「新文芸坐シネマテーク/オンライン映画塾」がどのようなものとなるか、事前にある程度知っていただけるのではないでしょうか。

カドの映画屋さん(大寺眞輔YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/channel/UCdnzGnSuF7Ltca0A8zdvMAQ

メイン講師は大寺が務めさせていただきますが、取り上げる話題によって、あるいは特別クラスのような形で様々な映画監督や映画人を招いたイベントも随時開催していきたいと考えています。

■ コミュニティ

LINE OpenChatを利用したコミュニティです。次回クラスのご案内など、様々な連絡や告知を行うほか、特典付きのメンバールームも開設します。

LINE OpenChat
LINEアカウントが必須ですが、普段と異なるプロフィールや匿名でも参加可能。他のメンバーからメッセージや電話がかかってくる心配もなくプライバシーが守られます。(非公開のMembers Roomに参加するには、LINEの年齢認証が必須です。)

○新文芸坐シネマテーク Open Room(公開、無料)

誰でも参加できます。主催者からの様々なお知らせを掲載するほか、参加者同士の交流やディスカッションにもご利用いただけます。

○新文芸坐シネマテーク Members Room(非公開、1月あたり500円で年間払い)

上記に加え、新文芸坐シネマテーク(映画館で開催されるリアルイベント)の優先予約や、新文芸坐スタッフとの交流、Twitterなどでは流せない大寺の内緒のつぶやき、「カドの映画屋さん」(大寺眞輔YouTubeチャンネル)のメンバー専用スペシャル動画など、様々なコンテンツを予定!作品を決めてメンバー同士でディスカッションするイベントなども開催予定です!

Zoom
https://zoom.us/

LINE
https://line.me/

LINE OpenChat
https://guide.line.me/ja/services/openchat.html

■ 連絡先

ご質問などは、こちらのメールアドレスにお願いします。
cinematheque.eigajuku@gmail.com
Facebook
https://www.facebook.com/online.eigajuku
公式サイト
http://indietokyo.com/?page_id=15049

■ 新文芸坐シネマテークとは?

新文芸坐シネマテークは、東京・池袋の新文芸坐を会場に2014年スタートしたシネクラブ。新文芸坐スタッフ(花俟良王、後藤佑輔など)と映画批評家である大寺眞輔によるコラボレーション・ユニットです。新文芸坐との緊密な協力関係の下で運営されていますが、主催者および運営責任者は大寺眞輔になります。日本では殆ど見ることが出来ない海外映画、主にアート系/作家系作品を直接海外から権利を購入し、さらには多くの場合、独自に日本語字幕を制作して上映してきました。上映後には、大寺による1時間程度の詳細な作品解説トークが付くことも私たちの独自性を形成してきたと思います。そこには、世界の優れた映画を見て映画的感性を磨くだけでなく、映画製作の背景や監督の作家性、時事的問題、批評的議論をそこから学ぼうという私たちの理念があります。また、上映後に新文芸坐ロビーをお借りして行われる交流会(打ち上げ)は、海外からのゲストの方々からも世界的に極めてオリジナルで意義深い試みだと高く評価されています。映画を通じた成熟したコミュニティがそこには生まれていると思います。

新文芸坐シネマテーク
https://www.facebook.com/bungeicinema
http://indietokyo.com/?page_id=14
新文芸坐
https://www.shin-bungeiza.com/

■ 新しい挑戦

今回、新文芸坐シネマテークは、その活動の舞台をさらに広げ、新しい挑戦としてオンライン映画塾を開催します。上映後1時間のトークではカバーできない大きな映画史的視野をみなさんと共有するための貴重な機会になればと考えています。映画は一つの文化であり芸術であるというのが私たちの立場ですが、であるならば、その歴史を学ぶことはとても重要です。それも、単なる暗記科目としてではなく、現在の私たちへと真っ直ぐに繋がっている記憶や思考、冒険、逸脱、感性の積み重ね、それらの厚みある地層として深く体験される必要があると思うのです。

「新文芸坐シネマテーク/オンライン映画塾」が主なターゲットとしているのは、様々な映画史上の作品を見て、そこから自分の趣味を深めていきたい、映画の背景を知りたい、作品の良し悪しを測るための何らかの指標を探りたい、こうした意欲を持つ人たちです。深い映画史的知識を予め備えていることは必要ありません。例えば、『マンク』のような最近の話題作を見て、そこで語られている『市民ケーン』というのはどういう作品だろう、あるいは何故それは名作と呼ばれているのだろうと好奇心を掻き立てられている方々にとって有益な学びの場となればと願っています。

■ コロナ禍

私たちがこうした展開を試みる背景には、現在の世界を襲っている巨大な厄災である新型コロナ感染拡大があります。観客が黙ってスクリーンを見つめる映画館は、これまでのところ比較的安全な場所だと言われています。しかし、緊急事態宣言のような状況では街に出て映画館を訪れる人もずっと少なくなりました。また、私たちも積極的に映画館に来て下さいとは言いづらい。実際、2020年に私たちは合計6回しか上映会を開催することが出来ませんでした。また、新文芸坐シネマテークは上映権利や字幕制作のため通常よりも遥かに多くの経費が必要であり、観客数を半減させた状態では従来の形のまま継続させることが出来ません。ソーシャル・ディスタンスが必要とされる状況が続く限り、いわゆる「New Normal」に対応したオンラインイベントと映画館での上映イベントを並行して進めていくのが、私たちの苦境を打開する数少ない可能性の一つではないかと考えています。

そして、コロナ禍の下では映画館自体の役割も変化して行かざるを得ません。映画館は単に映画を上映するだけでなく、人が集まり、ある場合にはイベントに参加して知見を広げたり、コミュニケーションを行うための重要な社会的空間です。これまで通り映画館という場所を中心に据えつつも、一定のソーシャル・ディスタンスは確保し、同時にトークイベントやコミュニケーションの媒介となる要素をオンラインに移行していくことで、「New Normal」に適した新しい映画館の形、新しいシネクラブの形を提唱していくことも私たちの挑戦の大きな目的となります。