アウト・ワン 我に触れるな


OUT1, Noli Me Tangere ■■■■■

『アウト・ワン 我に触れるな』
日本語字幕付き初上映!

ジャック・リヴェットが監督した4作目の長編『アウト・ワン 我に触れるな』は、映画ファンにとって、長らく名前のみ有名であるものの殆ど誰も見ることの出来ない幻の傑作として知られてきた。

あまりにも長大な、13時間近い上映時間。
明確なストーリーの導線を持たず、役者を物語の駒としてではなく一人の「プレーヤー」として扱った、フリージャズにも似たその特異なスタイル。
1968年パリ5月革命の余熱をスクリーンの端々に宿したドキュメンタリー的側面。
ジャン=ピエール・レオやジュリエット・ベルト、マイケル・ロンズデール、ベルナデット・ラフォン、ビュル・オジエといったヌーヴェル・ヴァーグの伝説的俳優たちがこぞって登場し、即興演技を繰り広げる群像劇。
そして何より、長らく観客の目に触れた唯一の機会であったル・アーヴルでの上映において、リチャード・ラウドやジョナサン・ローゼンバウム、日本からは蓮實重彦ら批評家たちがこぞってこの作品を激賞したことが、『アウト・ワン』の神話化に大きな貢献を果たしてきた。

「現代フランス映画の聖杯」とも呼ばれ、既に映画史の重要な一ページともなっている『アウト・ワン 我に触れるな』が、ついに全編日本語字幕を付与した形ではじめて日本で上映される。1968年後のパリに生まれた現代映画のモンスターは、2017年の日本に住む私たちに一体何を届けてくれるであろうか?それを知ることができるのは、スクリーンの前で13時間この作品を見つめる観客のみであるだろう。

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現代映画の歴史における重要な記念碑的作品である。
エリック・ロメール

1971年に公開されたこの悲喜劇は、リヴェットによって実現された映画史上最も壮大な実験であり、最もエキサイティングな冒険でもある。
ジョナサン・ローゼンバウム

この作品が2日以上にわたって観客の前に展開するスペクタクルは、映画史上においてきわめてユニークなものである。冒険と幻想がそこにはある。上映時間が進むにつれ、観客は高揚と混迷、消耗と多幸感の大いなる波の中に巻き込まれてしまうだろう。
ニューヨーク・タイムズ

本作の他に類を見ない自由さは、なんといってもジュリエット・ベルトのそのキャラクターに凝縮されている。ひょうきんな盗人で、血の気はなく、両性具種のようでいて、憎めないいたずらっ子のような存在。彼女の魅力が爆発している。
イザベル・レニエ

『アウト・ワン 我に触れるな』
一般上映スケジュール

東京上映:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
4月15日(土)11時半~ エピソード1~4
4月16日(日)11時半~ エピソード5~8
チケット料金:二日券 6000円/一日券 3500円
二日券に限り4月7,8,9日に前売り販売あり。当日券は残件がある場合に限り購入可能。
[お問い合わせ] アンスティチュ・フランセ東京
Tel. 03-5206-2500|www.institutfrancais.jp/tokyo/

京都上映:同志社大学寒梅館クローバーホール 【日・EUフレンドシップウィーク/WOT】
5月9日(火)17時~ エピソード1~2
5月16日(火)17時~ エピソード3~4
5月23日(火)17時~ エピソード5~6
5月30日(火)17時~ エピソード7~8
チケット料金:通し券 6000円/一日券 1800円 
[お問い合わせ] 同志社大学今出川校地学生支援課
Tel. 075-251-3270 e-mail:ji-gakse@mail.doshisha.ac.jp

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主催:IndieTokyo http://indietokyo.com
共催:アンスティチュ・フランセ、同志社大学今出川校地学生支援課
助成:笹川日仏財団