言われてうれしい言葉がある。それは褒め言葉であったり、好きな言い回しであったり。 でも、同じ言葉でも、全然うれしくないことだってある。言葉には”意味しかない”と頑なに思っていた事もあったけど、映画『螺旋銀河
続きを読む →マカロニウエスタンの名作は、という問いは、答えの分かれるところかもしれない。しかし「最後の名作」となると、ほとんどの人がテレンス・ヒル、ヘンリー・フォンダ主演の『ミスター・ノーボディ(原題:Il mio nome è
続きを読む →今年2月に開催された恵比寿映像祭で一際話題になった草野なつか監督作『王国(あるいはその家について)』が、8/2(金)~8/4(日)に三鷹SCOOLにて上映されることが決定した。草野監督の長編初監督作である『螺旋銀河』も併
続きを読む →それなりに楽しく生きてるー そんな今を生きる若い少女達の生活に突然”世界”が入り込む瞬間をリアルに描く。『TOURISM』 ―うちらならどこまでもいける― 神奈川県大和市でシェアハウスをして暮らすフリーターのニーナとスー
続きを読む →本日7月5日(金)より公開のルーカス・ドン『Girl/ガール』は、バレリーナを夢見るトランスジェンダーの少女を描いた作品であり、彼の長編第一作である。World Newsでは、本作について過去に2度取り上げているが
続きを読む →14歳。将来の可能性は無限に広がっているように思えるが、実際はまだ自力で自分の可能性を模索できるほど自立できない年齢。本作はその14歳という微妙な年齢の少年、ジョーの目を通して描かれる、迷える大人たちの物語だ。 本作
続きを読む →1915年、第一次世界大戦さなかのフランス。二人の息子を前線に送り出した農園の未亡人オルタンス(ナタリー・バイ)は、作業の人手として若い娘フランシーヌ(イリス・ブリー)を雇う。 男性が戦場へと旅立っていく状況のもと、農
続きを読む →2019年10月18日(土)からテアトル新宿にて太田信吾監督「解放区」が上映されます。 撮影が終わったのが2014年。もともと助成金をもらって映画の制作が行われていたのですが、映画完成後、内容に対して”戦後初の検閲と言っ
続きを読む →キャンディを片手に今にも発車しそうなバスに駆け寄り 軽々と乗り込む女の子レオニー、高校卒業を目前に控える18歳。 彼女の表情や言動の節々から感じ取れる全てへのもどかしさ。 すました顔をして、彼女の頭の中は不安とイライラで
続きを読む →カナダのケベックの海辺の街は、潮風が強いみたいだ。 主人公のレオニーの長い髪が、バサバサとたなびく。 そんな街の風に抗うみたいに、レオニーは終始イライラしている。 わかるなぁ。私も高校時代は学校も先生も友達も家族も、みん
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