[609]ミランダ・ジュライ、7年ぶりの監督復帰


映画監督、アーティスト、作家、と多岐にわたって活躍しているミランダ・ジュライが、新しく映画作品を製作することが、先日3月15日に発表された。2011年『ザ・フューチャー(The Future)』以来、7年が経つこの5月に製作が始まる予定だ。

ミランダ・ジュライは、2007年に初めての短編集『いちばんここに似合う人』でフランク・オコナー国際短編賞を受賞、2015年には初めての長編小説『The First Bad Man』も刊行し、作家としての活動も行ってきた。2011年『あなたを選んでくれるもの』も、書店で一度目にしたことのある人も多いのではないだろうか。

そんな彼女の最新監督作品のプロデュースは、アンナプルナ・ピクチャーズ(『ゼロ・ダークシティ』など)とブラット・ピットが設立したPlan B(『ムーンライト』など)での共同で行われる。加えて、『20センチュリーウーマン(20th Century Women)』や、現在上映中である『ザ・ビカイルド(The Beguiled)』のプロデューサーを務めたユーリー・ヘンレイも、参加する予定だ。

ミランダ・ジュライはこれまでの監督歴において、2005年サンダンス映画祭でNHK国際映像作家賞、カンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞した1本目の作品、『君とボクの虹色の世界(Me and You and Everyone We Know)』において脚本、監督、主演のすべてを自ら行った。また2作目である2011年『ザ・フューチャー(The Future)』においても脚本、監督、主演を務め、常に作品と密接に関わっている。

今回発表された映画の物語は、Old Dolioという少女を中心とするファミリードラマである。犯罪に手を染める両親が、彼らにとって最大規模の強盗計画にあるひとりのアウトサイダーの人間を招くことにより、Old Dolioの世界は大きく変化するーー。今回彼女は出演の予定はなく、これまでの彼女の作品と一線を引くものになりそうだ。作品のキャストは後日発表される予定。

詳細は未だ不明であるが、彼女の最新作を楽しみに待ちたい。

参考記事:

Miranda July Announces New Heist Film, Produced by Annapurna Pictures and Plan B Entertainment


Miranda July Sets Family Drama Movie With Plan B, Annapurna

三浦珠青
早稲田大学3年生。映画、小説、哲学、詩、音楽などの間をさまよいながらつねに揺れて生きています。眠ることと食べることは常に好き。


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