ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作『メッセージ』は、テッド・チャンによる短編小説『あなたの人生の物語』を原作としたSF映画である。この作品は、世界の12箇所に地球外生命体が飛来し、その際に地球の人々が直面した緊張を扱っている
続きを読む →オランダ出身ながらハリウッドで一時は大成功を収めたポール・バーホーベンが、現在アメリカで再び注目を浴びている。彼がはじめてフランス語で撮った最新作『Elle』がこの11月11日からアメリカで公開されているからだ(#1)
続きを読む →女優のミラ・クニスは、今月2日、自身が経験したハリウッドのジェンダーバイアス*1について、A Plusにエッセイを寄せた。*2 “You’ll never work in this town ag
続きを読む →来る11月8日の大統領選挙が日本でもあらゆるところで話題になっていますが、アメリカ映画界でもたくさんの人がコメントを寄せています。IndieWireがアメリカの映画人たちの選挙に対する態度をまとめた記事を発表しているの
続きを読む →ベルトラン・ボネロの長篇最新作『ノクトラマ/夜行少年たち』(Nocturama, 2016)が世界各地の映画祭で公開されるに至っている。今年9月のトロント国際映画祭やサンセバスチャン映画祭など5つの映画祭でスクリー
続きを読む →[画像1] 今月の28日からニューヨーク・ウォール・ストリートで開催されるゴッサム・インディペンデント映画賞のラインアップが先日発表された。それほど大きな規模の映画祭ではないが、インディ映画のスタート地点としては絶好の場
続きを読む →2007年に亡くなった映画監督、イングマール・ベルイマンの未発表脚本を映画化することが報じられた。 この脚本は『レベッカとの64分間』“Sixty-Four Minutes With Rebecka,”と題され、ベルイマ
続きを読む →台湾映画といえば、エドワード・ヤンやホウ・シャオシェンを代表とする台湾ニューウェイブの世代がまず思い浮かぶ。 中でも、ホウ・シャオシェン「悲情城市」がベネチア国際映画祭で最高賞を獲得したことは当時ショッキングであったと、
続きを読む →ボクシング映画と聞けばいかにも男らしい人物が出たり、マッチョが出たりと言ったイメージがあるが、その枠に当てはまらない映画が上映される。世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うボクシング映画だというのに、どういうわけ
続きを読む →以前このページでも紹介した、地中海を渡る難民の問題を扱ったジャンフランコ・ロージ監督の『海は燃えている』(今年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞)はその後もヨーロッパを中心に継続的にメディアで取り上げられているほか、映画祭
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