今回のWorld Newsでは8月頃刊行の映画に関連した英仏語圏の書籍を紹介したい。 まずエディンバラ大学出版による①『ジャック・ランシエールと芸術映画の政治学』(2018/8/01)である。著者のJames Har
続きを読む →『Contes de juillet』 ギヨーム・ブラックは今夏、二本の新作を発表した。一本はドキュメンタリー映画、もう一本はフィクション映画であるが、それはどちらもパリ郊外のセルジー・ポントワーズにあるレジャー島で撮影
続きを読む →イングマール・ベルイマン(1918-2007)生誕100年のメモリアル・イヤーとなった2018年、世界各国でレトロ・スペクティヴが開催されており、それは「[664]ベルイマン/アサイヤス」で紹介されている
続きを読む →現在日本で「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」というかつて実際に開催され”男性至上主義のブタvsフェミニスト”と言われたテニスの試合を描いた映画が公開されている(1)。舞台は1973年のアメリカ、
続きを読む →アカデミー賞受賞監督のペドロ・アルモドバルは現在新作「Dolor y gloria」 を7月前半から撮影中である。監督、脚本を務め、プロデューサーはおなじみの兄弟にあたるアグスティン・アルモドバルだ。 キャストにぺネロぺ
続きを読む →1918年7月14日生まれのイングマール・ベルイマンは、この7月で生誕100年を迎えた。ベルイマンは、改めて説明するまでもなく20世紀を代表する映画作家の一人だ。これを記念して、彼の代表作を網羅したレトロスペクティブが
続きを読む →来たる2019年3月29日、イギリスはEUを離脱する。いわゆるBrexit(ブレグジット)だ。離脱まで1年を切ったいま、英国映画産業界はどのような心構えでいるのだろうか。 イギリスの映画業界といえば、2016年6月に行わ
続きを読む →性別の違いが収入の格差を生み出し、さらには役職の割り当て、職業の選択にさえにも影響するというジェンダー問題は、2018年において恐らく先進国ならばどの国でも繰り返し議論されているテーマだろう。それは一般の仕事だけでなく
続きを読む →<以下のURL先で『親愛なるバスケットボール』を全編視聴可能> https://believeentertainmentgroup.com/portfolio-item/dear-basketball/ 元NBA選手のコ
続きを読む →カンヌ監督週間とは カンヌ監督週間(Quinzaine des réalisateurs監督の二週間)は、カンヌ映画祭期間中に並行して行われるセクションであるが、その歴史はカンヌ映画祭正式部門への抗議によって始まった。
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