[062]Youtuberとその支持層


みなさん、こんにちは!仕事の合間の息抜きにと、Youtubeで好きな猫の動画から動画へ飛んでいるうちに、気づけばすっかり10分経ち、20分経ち、30分経ち・・・、ハッとしては眼前の締め切りに頭を抱えて、落ち込んでいるコキマ・ダエウです。
今日は、Youtube上にアップされているビデオの作り手たちとそのファンたちの世界をのぞいてみたいと思います。そこには、Youtubeスターの輝きだけでなく、ビデオ・ブロガー、Vloggerたちの、映像制作と観客を結びつける新しい技術の可能性にかける情熱があります。
マルチ・ジャンルのオンライン・ビデオの世界では最大規模のVidConの本年度大会が、先月26~28日、カルフォルニアで、行われました。クリエーターと十代を含む多くのファンが詰めかけた大会の熱気に満ちた様子を、FILMMAKERに連載中のLance Weilerの最新記事が紹介しています。
VidConは、YouYoutube上のビデオ・ブログチャンネルの先駆的存在、VlogBrothersを始めたジョンとハンクのグリーン兄弟を中心に2010年に立ち上げられ、今年で5回目を迎えました。
ジョンとハンクが週に二回、それぞれ火曜日と金曜日にビデオを更新している教育チャンネルは “オタク戦士(nerdfighters)” と呼ばれるティーン(ヤング・アダルト)世代の支持を受けています。歴史や文学、そして生物学に心理学など多岐に亘って行われる彼らの講義は、ポップなアニメーションもクールだし、好きなことを好きに語る “オタク” で “ヤング・アダルト” な心を忘れないジョンとハンクは、周りの大人とはちょっと違う。自分たちが生きている世界について、自分たちと同じ言語で話していて、学校の先生みたいに偉そうじゃないし、話は面白くって長くないー彼らはジョンとハンクの講義をお金を払うことなく、Youtubeを開くだけでいつでも受けることができます。
親が介在しなくても、教育と子どもをつなげることができる意味は重大です。なんらかの理由で学校に行けない子どもたちの教育へのアクセスを可能にすることもできるでしょう。また、VlogBrotersでは、ジョンとハンクの講義チャンネルの他にも、さまざまなチャンネルがあります。十代の子どもたちが親や教師には直接聞きにくいこと、性やいじめの問題なども扱っています。十代の多感な時期に親や学校以外で、世界のこと、自分の身体のこと、人間関係について、より自分たちに身近な言語で様々な意見に触れることのできるスペース、nerdfighteriaに自分の居場所を見つける子どもたちもいます。
Weilerの記事でも指摘されているように、Youtubeなどの映像制作、作品公開では評価は再生回数や購読者数で測れますが、観客から直接、お金を集めるシステムがありません。寄附の機能が普及し始めていますが、それもあくまでも任意によるもので、収入は原則、広告料によるものが中心です。しかし、とりわけ教育という領域では、この仕組みこそ意味を持つと言えるかもしれません。
社会におけるテクノロジーの可能性から、映像制作のビジネスのこれからを考えてみたいです。
(記事:コキマ・ダエウ)
VidCon公式サイト:http://vidcon.com/
VidCon Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/vidcon
VlogBrothers Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/vlogbrothers
Lance Weiler, Culture Hacker:Bridgeing the gap between stroytelling and thechnology, Youtube, We’re Watching You: http://filmmakermagazine.com/86629-youtube-were…/…


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