第22回 新文芸坐シネマテーク


【特別レイトショー/1本立て】
新文芸坐シネマテークVol.22 ミケランジェロ・アントニオーニ

共催:IndieTokyo

【特別料金】一般1800円、学生1700円、前売・シニア・友の会1500円

6/1(金) 愛と殺意(1950・伊/98分/DVD)
     開場19:00 開映19:15(講義終了22:00頃)

6/8(金) 椿なきシニョーラ(1953・伊/101分/BD)
     開場19:00 開映19:15(講義終了22:00頃)

※各日、映画終了後に映画批評家・大寺眞輔さんの講義(50分程度)がございます
※当日は整理番号順でのご入場となります
※整理番号付き前売券は4/20(金)10:15より当館窓口のみで販売開始
※今回に限り各種招待券はご利用いただけません

『愛と殺意』(1950・伊)
Cronaca di un amore

監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
製作:ステファノ・カレッタ/フランコ・ヴィラニ
脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/ダニエル・ダンツァ/シルヴィオ・ジオヴァネッティ/フランチェスコ・マゼッリ
撮影:エンツォ・セラフィン
出演:マッシモ・ジロッティ/ルチア・ボゼー/ジーノ・ロッシ/ジーノ・チェルヴィ

裕福な起業家エンリコは、結婚前の妻パオラの行状に疑問を抱き、ミラノの探偵に調査を依頼する。だが、この調査をきっかけにパオラはかつての恋人グイドと再会するようになる。二人は不幸な事件をきっかけに離ればなれになっていたのだ。愛のない結婚生活に退屈していたパオラは、グイドとの仲を次第に深めていく。だが、貧乏なカーディーラーであるグイドを金銭的にサポートする試みは失敗する。やがてパオラは、ある計画をグイドに話した。

『椿なきシニョーラ』(1953・伊)
La signora senza camelie

監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
製作:ドメニコ・フォルジェス・ダヴァンツァーティ
脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/スーゾ・チェッキ・ダミーコ/フランチェスコ・マゼッリ/ピア・マリア・パシネッティ
撮影:エンツォ・セラフィン
出演:ルチア・ボゼー/ジーノ・チェルヴィ/アンドレア・ケッキ/アラン・キュニー

若い店員のクララは、映画会社重役のジャンニに見初められ、『さだめなき女』という映画でデビューする。スクリーンテストが行われると、観客は映画以上に彼女に引きつけられた。プロデューサーのエルコレはクララを中心により扇情的な映画に作り替えようとするが、半ば無理矢理彼女と結婚したジャンニはこれを拒否する。ジャンニは自ら監督の椅子に座って、クララのためにジャンヌ・ダルクを描いた芸術作品を作り上げるが、評判はさんざんなものだった。

ミケランジェロ・アントニオーニ
1912年、イタリアのフェラーラで生まれる。地元の新聞に映画批評を寄稿するなどした後、ロベルト・ロッセリーニ『ギリシャからの帰還』で脚本を執筆。マルセル・カルネ『悪魔が夜来る』で助監督を務めた。ドキュメンタリー作品を手がけた後、長編劇映画『愛と殺意』を1950年に発表。その後、『さすらい』でロカルノ国際映画祭金豹賞、『情事』でカンヌ国際映画祭審査員賞、『夜』でベルリン国際映画祭金熊賞、さらに『太陽はひとりぼっち』でカンヌ国際映画祭審査員賞、『赤い砂漠』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、『欲望』でカンヌ国際映画祭パルムドールを獲得するなど、60年代の国際映画祭で活躍した最大のスター監督の一人となった。2007年7月30日、94歳でローマにて死去。