[653]ニューポートで野外映画祭スタート


 アメリカのニューポートで、夏の野外上映イベントnewportFILM Outdoorsがスタートした、とエンターテインメント情報サイト、Vrietyオンラインが記事を出した。
(https://variety.com/2018/film/markets-festivals/newportfilm-unveils-summer-slate-1202855165/)

 開催期間は6月21日から9月6日までの毎週木曜日、全11回だ。主催はNPO法人のnewportFILM。ドキュメンタリー映画を専門に、年間を通して映画の上映を行っている。特に夏には毎年、週に一度のペースで上映が行われている。

 日本でも最近、いろいろなところで野外上映イベントが開催されているが、newportFILM Outdoorsの最大の特徴は、どれも豪華な歴史的建築物のそばで開催されることだ。ニューポートといえば“金ぴか時代”の建物が多いことで有名な町だ。その中には、1974年版『華麗なるギャツビー』が撮影された豪邸、ローズクリフもある。

 上映作品も見ごたえのあるドキュメンタリーがそろっている。今回はその中からいくつかご紹介したいと思う。

Three Identical Strangers(原題)
 生き別れた三つ子の兄弟が、19歳の時、偶然再会する。三人は生まれたときに、それぞれ別の家に里子に出されていたのだ。この奇跡の物語は、世界中を駆けめぐり、彼らは瞬く間に有名人となった。多くのテレビに出演し、華やかに見えた兄弟だったが、それは生き別れの裏にある、想像を超えた苦い秘密が明かされる時でもあった。

Chef Flynn(原題)
10歳のフリン・マクガーリーは、料理が大好き。両親はそんな彼に、専用のキッチンを作ったり特別な料理機器を買い与えたり、とても協力的だ。リビングルームをサパークラブに改造し、クラスメート相手に料理をふるまっていたフリンだが、それだけでは物足りなくなり、ついに料理界のヒエラルキーに挑むことを決意する。

Science Fair(原題)
 インテル国際学生科学フェアに集まった、世界78ヵ国、1700人の高校生たち。世界最大級の科学コンテストに出場する、とても優秀な若者たちだ。その中のたった一人が、“ベスト・イン・フェア”の名を勝ち取ることができる。映画では、9人の参加者たちの姿を追った。次々にやってくる難関に、彼らはどうやって立ち向かっていくのか。

Studio 54(原題)
たった2年で閉店した、ニューヨークの伝説的ディスコクラブStudio54。70年代に流行したディスコブームの中心となった場所だ。当時、多くのトップセレブリティが入り乱れ、ドラッグやスキャンダルであふれていたそこは、まるで別世界だった。中には、性別も年齢も、客とスタッフの垣根さえ関係ない、すべてが受け入れられるような空気があったが、外には、厳しいチェックを通過できずに入れなかった者たちであふれていた。セレブたちをも虜にしたクラブは、どのようにして消えていったのか。貴重な当時の映像とオーナーであるシューレーガーのインタビューによって、Studio54とは何だったのかを探っていく。

http://www.newportfilm.com/film-events
NewportFILM Unveils Summer Slate
https://www.imdb.com/title/tt7664504/
https://www.imdb.com/title/tt5773986/plotsummary?ref_=tt_ov_pl
https://www.imdb.com/title/tt7153434/?ref_=fn_al_tt_1
https://www.imdb.com/title/tt7689956/?ref_=nv_sr_1
https://www.facebook.com/newportFILM/

松本 真希
大学卒業後、夢追いニートとなっていたところを拾われ、現在は翻訳会社に勤務。いまだ映像翻訳者の夢に翻弄されている。ヘコんだときに見るのは『下妻物語』『雨に唄えば』


コメントを残す