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マルコ・ベロッキオ監督作『ポケットの中の握り拳』における抑圧と解放

マルコ・ベロッキオ監督作『ポケットの中の握り拳』における抑圧と解放

1965年のイタリア映画『ポケットの中の握り拳』は、当時、26歳であったマルコ・ベロッキオ監督の第1作でありながらも彼の力量をまざまざと見せつけられる作品となっている。この作品は、視野を拡大していくと、1960年代後半に

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『眠れる美女』

『眠れる美女』

死者に死を望んでいたのかということを聞くことはできない。 だがしかし、死に際にある人を見て、私たちはそのときに決めることができるのだろうか。 彼らに死を選ばせても良いのだろうか。死の権利とは、そしてそこから対照的に描かれ

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『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』

『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』

 花粉症には辛い季節がやってきましたね。みなさまこんにちは。のりさだと申します。本日はベロッキオ女子・通称「ベキ子」として、『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』について書かせていただきます。    

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サミュエル・フラー監督作『裸のキッス』ー観客を熱狂の渦に巻き込む衝撃とは(フラー女子)

サミュエル・フラー監督作『裸のキッス』ー観客を熱狂の渦に巻き込む衝撃とは(フラー女子)

「衝撃的すぎる。」 作品を観終わった後、この言葉しかでてこなかった。 監督のサミュエル・フラーの作品はそれぞれ個性的であるが、中でも『裸のキッス』でコンスタンス・タワーズ演じる売春婦ケリーが、男性を何度も殴打する衝撃的な

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不穏すぎる家族映画『ポケットの中の握り拳』

不穏すぎる家族映画『ポケットの中の握り拳』

マルコ・ベロッキオ監督、1965年のデビュー作「ポケットの中の握り拳」を、作品に関する事前情報ゼロの状態で鑑賞いたしました。みなさんこんにちは、プロレスラーのアントーニオ本多でございます。 私ね、勝手に思ってたんです。こ

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サミュエル・フラー監督作『ショック集団』ー「あるがまま」の暴力性(フラー女子)

サミュエル・フラー監督作『ショック集団』ー「あるがまま」の暴力性(フラー女子)

この身も蓋もないタイトル※。「変な映画なんだろうなあ」と甘い気持ちでかかったらノーガードの後頭部を全力で殴られ脳震盪を起こしたような、ひどい衝撃をくらった。 とりとめのない話から入ると、スクリーンの中で男女が体を寄せ合っ

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サミュエル・フラー入門!男子二人による『チャイナ・ゲイト』談義(フラー男子)

サミュエル・フラー入門!男子二人による『チャイナ・ゲイト』談義(フラー男子)

ユーロスペースにて3/4(金)まで公開中の「サミュエル・フラー連続上映!」。 サミュエル・フラー作品を観たことのなかった「フラー男子」ならぬ「ふら~男子」の二人(伊藤、ヒゲノ)が『チャイナ・ゲイト』を鑑賞しました。(ちな

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サミュエル・フラー監督作『チャイナ・ゲイト』、嫌みもそのままを言うということ(フラー女子)

サミュエル・フラー監督作『チャイナ・ゲイト』、嫌みもそのままを言うということ(フラー女子)

偏見という言葉から連想されるイメージは、なんとなくねちっこくて湿っぽい、与えられると不快なものなのに、サミュエルフラーの描く偏見はなぜこんなにも不快ではあるけど嫌味満々でカラッとしているのでしょうか!   舞台

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サミュエル・フラー監督作『裸のキッス』が暴き出すアメリカの偽善社会(フラー男子)

サミュエル・フラー監督作『裸のキッス』が暴き出すアメリカの偽善社会(フラー男子)

この映画は、激しく疾走するようなジャズ音楽のリズムに合わせるかのように、コンスタンス・タワーズ演じる売春婦ケリーが、その元締めの男性をハンドバッグで何度も殴打するシーンで幕を開ける。キャメラが真正面から捉えるその見開かれ

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KCC国際セミナー 「京都から日本映画の魅力を世界へ!」

KCC国際セミナー 「京都から日本映画の魅力を世界へ!」

来る2月20日(土)に東映京都撮影所試写室を会場にお借りし、映画関係者の方々へ向けた国際セミナーを開催いたします。 長年欧米での日本映画のソフトリリースに携わり、映画祭、ライター、ソフトリリースのプロデューサーのお仕事を

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