無声映画の生伴奏付きロードショー!


 

みなさん、こんにちは。
主にWorld Newsを担当しております松崎です。
そろそろ、この春からの新しい生活に慣れてきたころだと思いますが、五月病などは大丈夫でしょうか?
生真面目な方ほどかかってしまうという話を聞いたことがあります。
みなさん、良きところで息抜きをして、ストレスフリーな環境の中に身を置いて、日々を楽しみましょう。

さて、みなさん、普段コンサートなどやライブには頻繁に行かれるでしょうか?
私はお金に余裕があったら行くという、音楽は専ら自宅鑑賞派なのですが、
映画という分野にも、生演奏とともに映画を見るとういう楽しみ方があります。
誕生から40年ほど、映画は無声映画に弁士や楽士、生伴奏付きという形で上映されていましたが、現在ではなかなかこの様に映画を楽しむことは難しくなりました。

今、活躍されている活動弁士は澤登翠さんをはじめ数多くおられますが、
(澤登翠さんの上映会に一度参加しましたが、とてもとても素晴らしかったです!)
伴奏者として第一線でアクティブに活動されている方は柳下美恵さんでしょう。
数ヶ月前、UPLINKで月に一度行なわれているピアノdeシネマの第一回に行きました。
ヴィクトル・シュストレムの『風』(28)が上映されたのですが、風という名のとおり強風吹き荒ぶアメリカの荒野で主演のリリアン・ギッシュを容赦なく襲う風が、ピアノの力強い音色により見事に表現され、作品の奥行きがぐっと広がって、なんとも素敵な映画体験でした。

その柳下さんがこの度、一週間限定で生伴奏付きサイレント映画ロードショーを行います!
当時は、映写技師と同じく伴奏者も毎日映画館で演奏を行っていましたが、今、この時代に生伴奏付きロードショーという形で映画が上映されるのはとっっても珍しいことなんです。
場所は、先日Indie Tokyo内でBLOGをスタートされた井口奈己監督の『ニシノユキヒコの恋と冒険』(14)の中でも登場した、横浜・黄金町の映画館ジャック&ベティ!
上映作品は、あのエドガー・G・ウルマーやロバート・シオドマクらによる、1930年製作のドイツ映画の傑作『日曜日の人々』です!脚本はビリー・ワイルダー!

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(以下、J&BのHPより抜粋)
《ベルリンで働くタクシー運転手やモデル、レコード店の店員やワインのセールスマン、駆け出し中の役者が過ごす日曜日。子どもたちの水遊びや公園でたわむれる家族や友人たち、すべてが愛おしい。まさにベルリンのホームムービー。》

コンテンツというもの自体が飽和状態になり、様々なエンターテイメントビジネスが斜陽になってきているなか、今、どこよりもアツいのは、ライブやイベント市場なのだそうです。
IndieTokyoのホームパーティーもそうですが、その場に行って、本当のモノを聞いたり、見たりするのってすごく大切なことなのではないかなと思います。
そうやって、場所や時間に囚われることをモッタイナイと考える人もいるのかもしれませんが、私は逆に、とっても貴重で贅沢なことだと思います。

ちなみに、私は文字通り日曜日に『日曜日の人々』を見に行きます。
そのあと、山下公園で行われているベルギービールのイベントに行ったり、
ずっと見逃していた横浜美術館の石田尚志展に行ったりしようかな〜と画策中です。

『日曜日の人々』5月23日(土)〜5月29日(金) 上映時間 16:00~17:20
ピアノ生伴奏付き一週間限定ロードショー
(25日のみゲストとしてフルート奏者菊池かなえさんの生演奏付き)

http://www.jackandbetty.net/cinema/detail/681/

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ナチスの悪夢がおきる直前の光に満ちた穏やかな風景を、素敵なピアノの音色と共に堪能しましょう!
24日(日)、27日(水)には、柳下さんを囲む交流会も開催されるようですよ!
お近くにお住みのかたや、少しでも興味のあるかたは、ぜひ足を運んでみてください!
一週間しかないので、お見逃しなく!!

松崎舞華
日本大学芸術学部映画学科2年 。猫も好きだけど犬派、肉も好きだけど魚派、海も好きだけど山派。普通自動車免許(AT限定)所持。得意料理: たらこスパゲッティ。趣味: 住宅情報サイト巡り