言わずと知れたスペインの鬼才、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の新作の舞台は観光客で賑わうヴェネチアだ。『気狂いピエロの決闘』でサーカスのピエロの気が触れていく様をエログロナンセンスたっぷりに描いた監督が、今作ではヴェ
続きを読む →近年、アジア映画への注目がこれまでになく高まっている。そんな中、台湾文化省(文化部)は、北米市場を意識した映画製作活動を推進している。そのひとつが、ロサンゼルスの台湾アカデミーとアメリカのFilm Independent
続きを読む →マレーシア出身で台湾で活動するホー・ウィディン監督の最新作『テロライザーズ』。ウィディン監督といえば、トロント映画祭のプラットホーム部門で最優秀作品賞を受賞し、東京フィルメックスで上映された『幸福城市』でご存知の方もいる
続きを読む →父と弟のニコと暮らすビリーは、自身の名前の由来でもある歌手ビリー・ホリデイへの憧れを抱きながら、愛情深いものの飲酒のトラブルが絶えない父親を支える生活を送っていた。やがてビリーとニコは母親の元へ身を寄せるが、そこでも交際
続きを読む →本年の東京国際映画祭オープニング作品『クライ・マッチョ』。クリント・イーストウッド監督の第40作にして監督デビュー50周年記念作品でもある。監督は、コロナ禍で撮影された本作が「映画業界に、勇気と強さをもたらす作品の一つに
続きを読む →neoneo編集室が刊行する「ドキュメンタリー叢書」の第二作として出版された本書は、映画作家であり写真家であり、ヴィジュアル・アーティストでもあったアニエス・ヴァルダに関する共同論集である。執筆者は異なる主題や方法をと
続きを読む →2019年3月に、アニエス・ヴァルダが亡くなったときはとても悲しかった。悲しかったというのはとてもありふれた言い方だが、勇敢でユーモアがあって、長く今に至るまで旺盛な制作活動を続けていたヴァルダがいなくなってしまったのだ
続きを読む →「今日も 眠って 生きていく」──舞台は北区。床ずれができるほどよく眠ってしまう主人公の静かな日常が少しずつ揺らいでいく。映画『ふゆうするさかいめ』が、6月18日(金)まで池袋シネマ・ロサ「インディーズ・フィルムショウ」
続きを読む →第70回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)を受賞したホン・サンス監督作品『逃げた女』が、6月11日からヒューマントラストシネマ有楽町、シネマカリテ、アップリンク吉祥寺などを皮切りに全国で公開される。その公開に先立って、
続きを読む →「今日も 眠って 生きていく」──舞台は北区。床ずれができるほどよく眠ってしまう主人公の静かな日常が少しずつ揺らいでいく。映画『ふゆうするさかいめ』が、6月12日(土)から18日(金)まで池袋シネマ・ロサ「インディーズ・
続きを読む →