かつて一世を風靡した、マカロニ・ウエスタンの魂に満ちた映画が誕生した。『マルリナの明日』。西部劇ではなく、マカロニ・ウエスタンの血筋である。インドネシア産ということで「ナシゴレン・ウエスタン」と呼ばれているらしい。主人公
続きを読む →アメリカ合衆国ニューヨーク市に所在する公共図書館を映した『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』は、ドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマン監督による作品だ。ニューヨークの公共図書館は、観光地としても有名
続きを読む →「無知は罪ではありません」。冒頭の場面、図書館で行われた講演会の中で『利己的な遺伝子』『神は妄想である―宗教との決別』等の著作で知られる進化生物学者のリチャード・ドーキンスが語る言葉は印象的だ。ニューヨーク公共図書館、
続きを読む →「70年代から女性の権利擁護と地位向上のために闘ってきた、85才にして今なお現役の米連邦最高裁判事」 まぎれもない事実である力強い言葉の並びからは、まったく想像のできない人物。それがこのドキュメンタ
続きを読む →世界最大級の〈知の殿堂〉ニューヨーク公共図書館。〈The New York Public Library〉 表題の通りこの映画は”現代社会の観察者”とされるドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマンによるニューヨー
続きを読む →いつもIndieTokyoの活動をご支援くださっている皆さま誠にありがとうございます。 昨年から9月から始まったメールマガジン『IndieTokyo Newsletter』ですが、この度利用しているメルマガサイト「まぐま
続きを読む →「ラザロよ。出て来なさい。」 すると、死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたままで出て来た。彼の顔は布切れで包まれていた。 新約聖書 ヨハネによる福音書 11章 43-44 カンヌ国際映画祭で脚本賞を
続きを読む →4月6日から渋谷ユーロスペースで始まったマルケル特集も本日で最終日を迎えた。この機会にマルケル作品を振り返ってみると、もう散々指摘されてきたことだけれども、やはり「エッセイ」、「横断」、「記憶」という三つ
続きを読む →クリス・マルケルの作品を、ずっと観たいと思っていた。 だけど散々見逃し続けて、今回、やっとユーロスペースでの特集で叶われた! クリス・マルケルという名を耳にし続けて、やっとこさ目にしたその作品から、映像を観たのだろうか?
続きを読む →映画『老人ファーム』 老人ホームの壁に「夢」「希望」という文字が書かれた紙が並べて貼られている。ちょうどトイレを出た向かい側の壁だった。少しヨタヨタしたもの、力強く書かれたもの、と様々である。あの文字の羅列を見て、小学校
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