[057]『金曜日の午後に』

[057]『金曜日の午後に』

先週の火曜日(7月8日)第12回中東映画研究会にてイラン人女性監督モナ・ザンディの初長編映画で日本未公開作品の『金曜日の午後に』が上映された。 『金曜日の午後に』は、近親相姦そして婚外出産といったタブーに大胆に踏み込んだ

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[054]デジタル時代の映画脚本術

[054]デジタル時代の映画脚本術

 アメリカ人はフォーマット作りが得意です。ベースとなるフォーマットをまず作り、その上で個人が自由に想像力を羽ばたかすことができる、そうした環境作りを進めるのが、アメリカ的なものの考え方の基本にあるように思います。  もち

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[051] 『荒野の千鳥足』

[051] 『荒野の千鳥足』

スコセッシを「凄まじいほど不快」と唸らせた幻の豪映画、40年以上の時を経て今秋初公開 「オーストラリアを描いた、史上最高で最恐の映画」(ニック・ケイヴ)、「言葉を失った」(マーティン・スコセッシ)、「パワフル、ショッキ

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[050]『ニンフォマニアック』

[050]『ニンフォマニアック』

上映時間4時間!「過激な性表現」が持ち味のトリアー監督の新作 『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』といった作品で知られ、近年は『アンチクライスト』『メランコリア』など「極限下における愛」を描いた、数々の問題作を発表

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