コンテンツ産業の危機を語る際に、「○○が××を殺す」というレトリックが多用されます。××に入る言葉は音楽、本など多岐に渡りますが、○○に入る言葉に関しては近ごろはただひとつ、<インターネット>です。インターネット配信によ
続きを読む →先日、英国政府の映画産業振興機関であるBFI (British Film Institute) が、インディペンデンス映画への抽選による製作資金援助* の申し込みに関して「スリー・チェック・システム」という新たな条件を設
続きを読む →先週の火曜日(7月8日)第12回中東映画研究会にてイラン人女性監督モナ・ザンディの初長編映画で日本未公開作品の『金曜日の午後に』が上映された。 『金曜日の午後に』は、近親相姦そして婚外出産といったタブーに大胆に踏み込んだ
続きを読む →現代では映画の情報が人々の目に止まり、関心を惹くきっかけとなる要因は実に多くの手段で溢れている。映画雑誌、映画サイトはもちろん、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャル・メディア、個人のブログなどでも情報を手に入れるこ
続きを読む →先日の投稿で、映画業界は非常に男性中心の社会であるということを書きました(Word News #026 *1)。本日は特に女性の側から、この問題について考えたいと思います。 まずは、驚きのデータをひとつ。2009年から2
続きを読む →アメリカ人はフォーマット作りが得意です。ベースとなるフォーマットをまず作り、その上で個人が自由に想像力を羽ばたかすことができる、そうした環境作りを進めるのが、アメリカ的なものの考え方の基本にあるように思います。 もち
続きを読む →みなさん、こんにちは!今月の10日から27日にかけて、ニューヨークで、サブウェイ・シネマ(Subway Cinema)主宰のアジア映画祭(New York Asian Film Festival/NY AFF)が開催され
続きを読む →スコセッシを「凄まじいほど不快」と唸らせた幻の豪映画、40年以上の時を経て今秋初公開 「オーストラリアを描いた、史上最高で最恐の映画」(ニック・ケイヴ)、「言葉を失った」(マーティン・スコセッシ)、「パワフル、ショッキ
続きを読む →上映時間4時間!「過激な性表現」が持ち味のトリアー監督の新作 『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』といった作品で知られ、近年は『アンチクライスト』『メランコリア』など「極限下における愛」を描いた、数々の問題作を発表
続きを読む →イラン映画のシンポジウムに関する情報〜『革命後イランにおける映画と社会―権威主義体制下の娯楽と抵抗の文化―』 イラン映画と聞いてどの監督を、そしてどの作品を連想するでしょう? 一番記憶に新しいイラン映画は今年の4月19日
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