映画はキム・ミニ演じる女優のヨンヒの後ろ姿から始まる。どうやら外国であるらしいことはわかるのだが、カメラは禁欲的に、あるいは偏執的に人物たちの会話だけを映し、そのスタイルは第2部で舞台が韓国に移ろうが全く変化しない。幾度
続きを読む →2016年のコミコンで、作曲家のトム・ホルケンボルグは悩んでいた。熱狂的なファンのけちをつけるような質問、自己主張の強いシネフィルの自惚れた考えによるものではなかった。つまり、特定の分野からの質問や考えが原因ではなかった
続きを読む →イラク製作の映画が、25年ぶりに劇場公開される。 イラクの映画製作者たちは、地域の観客たちが国内で作られた映画を観るよう促していくつもり。 長年にわたる紛争の後、四半世紀ぶりに劇場で上映される
続きを読む →今月21日、フランスでアブデラティフ・ケシシュの新作『Mektoub, My Love:Canto Uno』(2017)が公開された。今作は監督にとって、『アデル、ブルーは熱い色』(La Vie d’Adèle:Cha
続きを読む →■はじまりは「クリスマスの贈り物」 昨年公開された『ローガン・ラッキー』で映画制作に復帰を果たしたソダーバーグ監督の最新作『Unsane』が3月23日に全米で封切りを迎えました。英国人女優クレア・フォイ演じる銀行員ソイヤ
続きを読む →3月9日からアメリカのテキサス州オースティンで開催されていたSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)映画祭が幕を閉じた。今年で25周年を迎える今映画祭は映画だけでなく音楽、インタラクティブメディア、コメディ、ゲーム部門か
続きを読む →毎年3月にアメリカ合衆国テキサス州オースティンで行われる、映画祭、音楽祭、インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた大規模イベント、サウス・バイ・サウスウエスト ( South by Southwest、略記:SX
続きを読む →シネアストであり映画プロデューサーであったアンドレ・S・ラバルトが、2018年3月5日、86歳でその生涯を終えた。ラバルトは、『カイエ・デュ・シネマ』での映画批評や、テレビでのドキュメンタリーシリーズ『われらの時代のシネ
続きを読む →映画監督、アーティスト、作家、と多岐にわたって活躍しているミランダ・ジュライが、新しく映画作品を製作することが、先日3月15日に発表された。2011年『ザ・フューチャー(The Future)』以来、7年が経つこの5月に
続きを読む →数々のセクハラ疑惑などにより糾弾されたハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、自身についてのドキュメンタリー映画を製作する可能性についてニューヨーク・タイムズ誌の記事が報じた。 “Where`s H
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