アーティクル

[304] ふたつの国で引き裂かれる思いを描いたアイルランド映画『Brooklyn』

[304] ふたつの国で引き裂かれる思いを描いたアイルランド映画『Brooklyn』

今日、移民問題は世界中でますます大きなものとして取り上げられるようになりましたが、アメリカ社会ではアイルランドからの移民が長きにわたって独自のポジションを得ています。そうしたアイルランド精神あふれた作品が、今年のサンダン

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[303]老舗映画館、新オーナー求む。

[303]老舗映画館、新オーナー求む。

 アメリカ、メイン州ホールデンにある映画館テンプルシアターでは現在、ある前代未聞のコンテストが開催されている。そのコンテストとは”Win the Temple Theatre Essay Contest&#8

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[302] ボストン・グローブ紙の調査報道を描く『Spotlight』

[302] ボストン・グローブ紙の調査報道を描く『Spotlight』

古典作品では『市民ケーン』『ヒズ・ガールフライデー』、そしてウォーターゲート事件の調査を描いた『大統領の陰謀』。記者・ジャーナリストの活躍や生活をドラマとして描く作品を「Newspaper Movie」と呼ぶことがある。

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[301]映画監督たちによるVOD(ビデオ・オン・デマンド)、Cinetek(シネテック)

[301]映画監督たちによるVOD(ビデオ・オン・デマンド)、Cinetek(シネテック)

 とある映画監督のお薦め映画作品のリストを見かけることはないだろうか。例えばマーティン・スコセッシが薦める39作品の外国映画リストなど、自分が気になる映画監督なら、尚更そのリストにある映画を見てみたいと思うだろう。*(1

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[300]チェルノブイリ原発事故と想像の力

[300]チェルノブイリ原発事故と想像の力

 3.11以後、日本では当然、福島に関するドキュメンタリー映画が増え、また注目された。同じく原発事故といえば、チェルノブイリに関するドキュメンタリーも当然のことながら、また注目を集めている。しかし、多くの作品が事故の不条

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[299] リンクレイターが語る、映画体験のいま

[299] リンクレイターが語る、映画体験のいま

皆さんは「Austin Film Society」(オースティン映画協会、以下AFS)という組織のことをご存知でしょうか? AFSは1985年に映画監督のリチャード・リンクレイター、撮影監督のリー・ダニエル、「サウス・バ

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[298] ウェス・アンダーソン監督、次作は再びストップモーション・アニメ!?

[298] ウェス・アンダーソン監督、次作は再びストップモーション・アニメ!?

今年の作品賞を含むアカデミー賞9部門にノミネートされ4部門を受賞した「グランド・ブダペスト・ホテル」や「ムーンライズ・キングダム」「ダージリン急行」などを手掛け、IndieTokyoでも度々取り上げられるウェス・アンダー

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[296]クレール・ドゥニの野心的新作

[296]クレール・ドゥニの野心的新作

フランス人女性映画監督クレール・ドゥニの新作がここ数ヶ月話題となっているが、その詳細が少しずつ明らかになっている。ドゥニは現在69歳になるフランスの代表的な映画作家であるが、その作品はあまり日本公開されていない。ここで少

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[295]ローリー・アンダーソンによるシネ・エッセイ

[295]ローリー・アンダーソンによるシネ・エッセイ

 ローリー・アンダーソンが脚本・監督をつとめたシネ・エッセイ(映画祭などではドキュメンタリーとカテゴライズされている)『Heart of a Dog(犬の心)』が大きな話題となっている。iPhoneやGo Pro、Can

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[294]中流階級の映画監督の収入

[294]中流階級の映画監督の収入

 アメリカにおいて、所得の差は、スタジオ映画とインディペンデント映画の間の予算の差と比例している。所得の差というのは社会問題として認識されているが、映画の予算の差はほとんど意識されない。ハリウッドでも無視されてきた問題で

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