今年度カンヌ国際映画祭にて。 会場に入った観客たちは3Dメガネを渡され、1時間後にメガネを装着するようにという説明の書かれたカードを渡された。 ロカルノ映画祭でプレミア上映された初長編作『凱里ブルース』で最優秀新人監督賞
続きを読む →「サウンドデザイナーが、登場人物のすぐ側に観客がいるかのように音響設計を出来るように、私はこの映画のために改良したレンズを用いて手持ちカメラで人物に近づき、彼らが立てる衣摺れや足音、周りの微かな物音を意識的
続きを読む →今回のWorld Newsは英仏語圏の、映画に関する新刊を6冊紹介したい。 まずはRoutledgeから①『二重思考に抗する映画:世界史の失われた諸過去との倫理的遭遇』(2018/10/3)である。著者のDavid
続きを読む →ウクライナ出身で現在ドイツに在住のセルゲイ・ロズニーツァの新作『Donbass』(ドンバス、2018)が8月30日にドイツで、9月26日にフランスで公開された。ロズニーツァの作品は日本でまだ一本も公開されていないが、カン
続きを読む →『ハッピー・アズ・ラザロ (原題:Lazzaro Felite 英題:Happy as Lazzaro』は、数々の批評家から絶賛され、今年のカンヌでも脚本賞を受賞した話題の作品である。 監督のアリーチェ・ロルヴァケルは、
続きを読む →今年7月に、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるリメイク版『デューン/砂の惑星(原題:Dune)』で、ティモシー・シャラメが出演交渉の最終段階に入っていることが報道され話題だったが、近頃出演予定決定への動きが見受けられる。(*
続きを読む →最近の映画界においては、これまで言葉をはっきり発することができなかった女性たちの#Me Tooによる行動が大きくなってきているが、今年のヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門において、唯一の女性監督による作品であ
続きを読む →アレックス・ロス・ペリー監督の新作『Her Smell(原題)』のプレミアが今年のトロント国際映画祭で行われた。 主演は、ドラマ『マッドメン』での人気を経て、Huluオリジナルドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物
続きを読む →「映画作家の映画作家」とも呼ばれ、近年ではバリー・ジェンキンスやグレタ・ガーウィグら新しい世代の映画監督たちからも熱烈な賞賛を受けるフランスの映画作家クレール・ドゥニが『レット・ザ・サンシャイン・イン』(日本では201
続きを読む →トロント国際映画祭が9月6~16日に開催されました[*1]。今年で43回目の開催となった同映画祭は、審査員を置かないノン・コンペティションの映画祭ではあるものの観客や批評家が投票するいくつかの賞が設けられており、特に最高
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