[576] 黒いドレス批判のローズ・マッゴーワン、今月末にドキュメンタリーを公開



現地時間1月7日に開催された第75回ゴールデングローブ賞の授賞式。
今年は受賞作品以上に、黒いドレスが話題をさらった。
大物プロデューサー・ワインスタイン氏のセクハラ問題を機に、一気に社会現象となった性的暴力の被害者と連帯する「#MeToo(私も)」運動、性的暴力をこれ以上容認しないという「Time’s Up」運動の連帯を示す証として、ほとんどの出席者が黒い服装で望んだのだ。

そんな中、この黒いドレスを批判する1人がローズ・マッゴーワンだ。
ワインスタイン氏の問題が浮上してすぐに、自らセクハラを受けてきたことを告白し、その後、さまざまな場所で講演をしてきた活動家であり、セクハラの実態を知りながら声をあげない女優たちを批判してきた。
黒いドレスを着て出席しよう計画が女優たちの間で広がり始めた際にも、”あの豚みたいな怪物のために喜んで働いていたメリル・ストリープのような女優が無言の抗議として、ゴールデングローブ賞に黒いドレスを着ていくらしい”と自身のtwitterで公言。
授賞式のタイミングでも”ハリウッドのいんちきに参加している暇はない”などと発言している。

そんな彼女のドキュメンタリーがアメリカのE!にて放映されることが先週発表された。
『Citizen Rose』と題し、自らプロデュースもおこなっている。
全5回の放映で、初回は現地1月30日。2時間の長編からスタートするとのことだ。

”みなさんを私の心、世界に招待します。E!をパートナーとして、私の勇気・アート・喜び・戦いへのメッセージを広めることができ、感激しています。著書『Brave』(同じく1月30日に発売される自伝)を書き上げたとき、何か悪いものに追われているときにどうやってアートを通して傷を癒すのか、ということを伝えたかったのだと気づいたのです。異なる見方をすればどこにでも美しいものを見い出せるということを、みなさん、特にあなたと語り合いたいのです。E!の莫大なプラットフォームのおかげで、勇気ある人生を送ることの大切さを世界中の人に伝えられる機会が得られました。”

彼女の過去やこれからについて語られ、最近の活動を追う部分に関しては、セクハラ問題浮上後の社会の大きな変化をほぼリアルタイムで描かれるということもあり注目を集めている。

参考
1. https://www.rollingstone.com/movies/news/rose-mcgowan-to-star-in-five-part-documentary-citizen-rose-w514858
2. http://www.indiewire.com/2018/01/rose-mcgowan-documentary-series-e-1201912609/
3. http://www.dailymail.co.uk/news/article-5229385/Documentary-actress-activist-Rose-McGowan-coming-E.html
4. http://www.indiewire.com/2018/01/rose-mcgowan-golden-globes-protest-black-sexual-harassment-1201914976/

荒木 彩可
九州大学芸術工学府卒。現在はデザイン会社で働きながら、写真を撮ったり、tallguyshortgirlというブランドでTシャツを作ったりしています。


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