日本でも注目のアカデミー賞授賞式が間近に迫っている。もちろん賞の行方が気になるところではであるが、本記事ではショーを盛り上げる司会者とその舞台裏にフォーカスしたい。
第87回アカデミー賞授賞式の司会は俳優のニール・パトリック・ハリス(*4)が務める。
ニールはコメディからドラマ、サスペンスまで幅広く演じることができ、舞台経験も豊富な俳優である。これまでにトニー賞授賞式司会を4度、エミー賞授賞式司会を2度務めているが、アカデミー賞授賞式の司会はこれが初めてだ。2013年のトニー賞でのパフォーマンスが以下のクリップである。
2013TonyAwards: Neil Patrick Harris Opening Number HD
https://www.youtube.com/watch?v=danBaPWT09A
是非、歌って踊れる彼のパフォーマンスに注目してほしい。(*1)
歌って踊れるアカデミー賞授賞式の大ベテランといえばビリー・クリスタル(*3)が思い浮かぶ。彼はコメディ番組からTVショーへ、映画には78年に本格デビューをして、監督業も務めたことがある。1990年に初めてアカデミー賞の司会に抜擢され、大変な称賛を受けながら、これまでの25年間に渡り、加えて8回も司会を務めている。(*2)
そのエネルギッシュな仕事ぶりは3つのエミー賞をもたらしている。彼のパフォーマンスは映画界を盛り上げ、笑いで満ちたものにしてくれているのだ。当時の映像を観るとアドリブが多く、彼のいう“オスカージョーク”が散りばめられていることがわかる。
ビリー•クリスタルはインタビュー動画(*5)にてジャック•ニコルソンとウォーレン•ビーティが彼の楽屋に訪れた際の話をしている。アイコンである二人のスターがわざわざ出向いて感謝の意を述べてくれたことは忘れられない思い出になったと語る。彼は1990年の自身の司会を振り返って、初めての恋は事故のようなものだと語るが、そのパフォーマンスは見事なものである。(*2)
さて、第87回アカデミー賞受賞式の話に戻るが、日本でも主題歌の「Let it go」と共に世界的な大ヒットを記録した『アナと雪の女王』の楽曲を手がけたクリスティン・アンダーソンとロバート・ロペスが、今回のアカデミー賞の為に書き下ろしたミュージカルナンバー『Moving Pictures』を、司会のニール・パトリック・ハリスが披露するそうだ。(*6)
司会とその裏側にも注目してアカデミー賞を楽しんでほしい。
http://www.etonline.com/…/159798_neil_patrick_harris_takes_… (*1)
http://waytooindie.com/…/billy-crystal-how-to-host-the-osc…/ (*2)
http://www.imdb.com/name/nm0000345/(*3)
http://www.imdb.com/name/nm0000439/(*4)
Watch Highlights From Billy Crystal & the 1990 Academy Awards
https://www.youtube.com/watch?v=w7134hFzeA8 (*5)
http://www.hollywoodreporter.com/…/oscars-frozen-songwriter… (*6)
雨無麻友子(青山学院大学)
AOYAMA FILMATE 2015 代表
http://aoyamafilmate.wix.com/aoyamafilmate2015
3月18,19日に青山学院アスタジオにて開催!
第27回東京学生映画祭 副代表
http://www.tougakusai.jp/


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