フランスの現地時間5月11日から22日まで開催される第69回カンヌ国際映画祭。毎年話題となる映画祭の1つでもある。

そして今年の特別招待作品の1つとしてアルベール・セラ監督、ジャン=ピエール・レオー出演『Last Days of Louis XIV (La Mort de Louis XIV)』が公開される。物語の中心人物は、ルイ14世。彼は、狩りから帰った後、脚に痛みを覚える。それから2週間後、彼はヴェルサイユで寝たきりになる。それが偉大な王の、死へと至る長い闘病生活の始まりだったが、彼は、信頼篤き側近たち―医者、愛するマントノン公爵夫人、外科医、侍従長―が見守る中、自分の後継者を決めなければならない…。

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ヌーヴェルヴァーグを代表する俳優ジャン=ピエール・レオーといえば映画史において重要な人物だということは皆さんご存知だろう。そのジャン=ピエール・レオーが今年名誉パルムドールを受賞することが決定した。昨年は、フランスを代表する映画監督の1人、アニエス・ヴァルダが受賞した。近年は、クリント・イーストウッド監督、マノエル・ド・オリヴェイラ監督、ウディ・アレン監督、ベルナルド・ベルトルッチ監督が受賞している。今年は閉会式に授賞式が行われる予定だ。

映画界のレジェンドとして認められる瞬間を見逃さないでほしい。

Cannes: Jean-Pierre Léaud to Receive Honorary Palme d’Or

船津 遥
World News担当。学習院大学文学部フランス語圏文化学科所属。サイレント映画、ウェス・アンダーソンのとりこ。日活映画にもはまっている20代女子。(量産型キラキラ系女子ではありません。)


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