[213] 若い監督たちによるヨーロッパ映画促進


10497映画監督は、映画の演出を指揮するのが仕事で、出演者への演技指導はもちろん、題材、ストーリー、台詞、俳優のキャスティング、小道具、セット、衣装など、全ての決定権を持つ撮影現場の司令塔でもあります。また、資金集めや予算の分配など映画の制作面は映画プロデューサーが行うことが多いが、なかには自分でそれらすべてをやる監督もいます。その中で若い監督たちが増えてきているのが現状です。

ヨーロッパ中から10人の映画学生と卒業生は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭でのヨーロッパの映画促進組織の新しいプログラム、「Future Frames」に参加するために選ばれました。ヨーロッパの映画促進組織(EFP)は、世界中でヨーロッパの映画を進めていて、市場に出している組織で唯一の既存の国際的なネットワークです。

EFPは、映画祭の3日間の間に、若い監督と彼らの映画を市民や映画産業、新聞社に紹介します。そして芸術的な質、内容などの最終的な選択は映画祭によってなされ、参加者はEFPの組織のメンバーにより候補者に指名されます。

「ヨーロッパの若い監督たちがヨーロッパの映画の活性化でますます重要な役割を演じているので、我々は彼らを支えることに強い関心があります。」また「新しい才能がヨーロッパの映画にあらわれる機会をつくることは、全体的な産業を強化することを促進します。」
とMartin Schweighoferは述べています。またKarel Och(カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の芸術演出家)は、以下のように述べました。「競争相手の承認を受けることは非常に面白い経験でした。そして、我々が明るい将来、非常に才能のある映画製作者をまとめることができると、私は思っています。」

EFPとカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭では、若いヨーロッパの才能を強調する際に、協力した18年を振り返ることができます。また、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭は、鍵となる国際的なイベントであり、強いプラットホームを若い映画監督たちのマーケティングに提供し、若い映画のための中心として知られているのです。

これらの作品は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭によって「Future Frames」の第一版に参加するのに選ばれました。

1. Patrick Vollrath (Austria) 「Everything Will Be Okay」
2. Raphael Crombez (Belgium) 「Perdition County」
3. Ondrej Hudecek (Czech Republic) 「Peacock」
4. Konstantina Kotzamani (Greece)「Washingtonia」
5. Matyas Szabo (Hungary)「Border」
6. James Fitzgerald (Ireland)「Skunky Dog」
7. Halfdan Ullmann Tondel (Norway)「Bird Hearts」
8. Martina Buchelova (Slovak Republic) 「Green Line」
9. Jerry Carlsson (Sweden)「All We Share」
10. Moira Pitteloud (Switzerland)「The Offer」

[参考文献] http://www.efp-online.com/en/project_talent_promotion/future_frames.php

http://variety.com/2015/film/festivals/european-film-promotion-karlovy-vary-variety-partner-on-future-frames-1201481175/

http://www.efp-online.com/en/news/2015/2015_04_23_Youngest_film_talent_enters_business_arena.php

船津 遥
World News担当。学習院大学文学部フランス語圏文化学科所属。サイレント映画、ウェス・アンダーソンのとりこ。日活映画にもはまっている20代女子。(量産型キラキラ系女子ではありません。)


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