「函館珈琲」公開時にインタビューを行った西尾孔志監督、同作は函館港イルミナシオン映画祭で2013年度シナリオ大賞函館市長賞を受賞したシナリオだ。全編函館での撮影、黄川田将也、夏樹陽子のほか、片岡礼子、あがた森魚らが脇を固め、2016年に公開された。

そんな西尾監督がクラウドファンディングを始めた。監督のデビュー作「ソウル・フラワー・トレイン」をBlu-ray化する企画だ。本作は『MINDGAME』等で知られるマンガ家ロビン西氏の原作をもとに、色々な「親子」の形が描かれる。以下に映画のあらすじ。

大分県の田舎から大阪に移り住んだ我が娘を訪ねる父親の矢島、農作業に使う軽トラで最寄りの駅へ、電車とフェリーを乗り継ぎ大阪へ。道中で出会った“あかね”という明るい娘に案内をされて彼は市内を散策する。見るもの聞くものが新鮮に映る、大阪を楽しむ矢島だったが、一方で娘を心配する気持ちは募っていく。そんな彼の純粋な姿を通して、親を思う気持ちがあかねの中にも募っていくのであった。

本企画が立ち上がった事をきっかけにIndieTokyoでは西尾監督にインタビューを行なった。

ー公開から5年という年月を振り返って、その中で一番印象に残っている出来事はなんですか?

西尾:やはり濃いお客さんですね。全国の映画館や映画祭で沢山のお客さんにご覧いただいて、本当に嬉かったのですが、中でも深夜まで飲み明かし、映画について語り合ったゲストやお客さんは印象深いです。

新宿K’sシネマでの公開時は、数週間借りた宿を、自宅から持って行った照明で真っ赤な部屋に変え、箱でお酒を購入し、「バー西尾」として連日、朝まで営業ごっこをしておりました。映画の興行はお祭りみたいだなと思います。

ー今回のクラウドファンディングの目玉の一つでもある大阪市内に限り「直接お届け」という項目ですが、とても西尾監督らしいユニークな企画だと感じました。どのように思いついたのでしょうか?

西尾:クラウドファンディングのページを作って、告知したとして、ただ待っているだけで支援を頂くのが悪い気がして。自分も動こうと(笑)

ちなみに、届けた先で「メシに行きましょう」と誘われたら断らないと思います(笑)

ーTwitterではオーディオコメンタリー収録について触れていましたが、本作の出演キャストの中から有力候補を挙げていただけますか?

オーディオコメンタリーは収録済みで、キャストからは主演女優の一人、真凛さんが参加しています。あと監督の僕、原作者のロビン西さん、脚本の上原さん、プロデューサーの巴山さんがワイワイ喋ってます。あと、なぜか笑える未公開シーンがたっぷり入ってます。お楽しみに。

ー最後に、(5月31日時点)支援総額は322,000円と目標金額のおよそ50%です。発表から1日でプロジェクトが折り返し地点にある事に、どんな心境ですか?

5年も前の映画にこんな反応頂けるなんて、原作のロビン西さんや、真凛さん咲世子さんに平田満さんら俳優陣、主題歌の少年ナイフさんや音楽の赤犬・ヒデオさんやDODDODOさん、その他、色んな方の人気にあやかっていると思います。

このまま何100%くらいまで行くくらい、沢山の人に届けたいです。

以下のリンク先ページで本プロジェクトを支援をすることができる。インタビューでは触れられていない企画が盛りだくさんだ。ぜひご覧いただきたい。

 

 

 

 

 

 

https://camp-fire.jp/projects/view/157900

伊藤ゆうと

イベ ント部門担当。平成5年生まれ。趣味はバスケ(閉館した)”藤沢オデヲン座で「恋愛小説家」を見たのを契機に 映画を観始める。Podcastを作りながら国際関係・政治などジャーナリズムの勉強中。


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