オンライン映画祭「第9回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF」が本日1月18日から始まりました!

若手映画制作者によるフランス映画のショーケースというコンセプトによって生まれた、My FFF。My FFFは世界中のフランス映画ファンとオンラインでつながることができる、ユニフランス主催の革新的な映画祭です。公式サイトのプラットフォームを通して世界中から映画作品にアクセスすることができるだけでなく、様々な国と地域合わせて約50の動画配信サービスから視聴が可能。iTuneにおいては90カ国以上でアクセスが可能となっています。第9回目である今回は、長編部門、短編部門ともに各10本のフランス語作品がコンペティション部門に出品されるだけでなく、コンペティション外としてクラシック作品3本、カナダ・フランス語圏作品2本、スイス・フランス語圏1本が配信されます。また、短編作品(60分以下の作品)はすべて無料で視聴できます。オンライン配信・機内上映に加え、スクリーン上映も複数地域で行われる予定です。招待作品を含めた28の作品の中からここでは日本国内配信がされている長編8本を紹介します。IndieTokyoでもこれから長編全作品レビューを期間中行います!

MyFFF 2019 配信作品 長編 ​

『勤務につけ!』
コメディ、73分
監督:カンタン・デュピュー 主演:ブノワ・ポールヴールド、アナイス・ドゥムース ティエ(『彼は秘密の女ともだち』『バード・ピープル』) フランス公開 2018年7月4日
舞台はとある警察署。設定は、捜査官による容疑者の尋問中に襲いかかる数々のハプニング。何が起こるかさっぱり謎!究極のミステリーコメディ。

『神よ、お助けを!』
ドキュメンタリー、99分 監督:ジャン・リボン、イヴ・イナン フランス公開 2018年2月7日
カルト的人気を博すベルギーのテレビ番組「ストリップ ティーズ(StripTease)」による初の映画作品。 撮影チームが追ったのは、ブリュッセルで活躍する女性予審判事、アンヌ・グリュヴェッツ。犯罪捜査、事情聴取、尋問、現場検証など、彼女の仕事に3年にわたって密着したドキュメンタリー。現実はシネマより奇なり。

『ギャスパール、結婚式へ行く』
コメディ、103分
監督:アントニー・コルディエ 主演:マリーナ・フォイス、フェリックス・モナティ、 ギヨーム・グイ、レティシア・ドッシュ(『若い女』) フランス公開:2018年1月31日
家族と疎遠になっていた25歳の青年ギャスパール。父親が再婚することになり、家族の元へ向かうことになった彼は、偶然出会ったローラという風変わりな女性に恋人のふりをして結婚式に出てほしいと頼み込む。ローラに伴われ、ギャスパールはようやく猿や鹿やライオンたちに対面する心の準備を整える。そう、彼の実家は動物園を経営しているのだった。

『ディアーヌならできる』 コメディ、87分 監督:ファビアン・ゴルジュアール
主演:​クロチルド・エスム(『ショコラ 〜君がいて、 僕がいる〜』​)、ファブリツィオ・ロンジオン フランス公開:2017年11月15日
子どもを望む同性婚カップル、トマとジャック。ディアーヌは親友である彼らのために代理母となることを迷わず引き受ける。そんなある日、妊娠中の彼女はファブリツィオという男に出会う。よりによってこんな時に恋に落ちるなんて…。

『ソヴァージュ』
ドラマ、99分
監督:カミーユ・ヴィダル=ナケ 主演:フェリックス・マリトー、エリック・ベルナール フランス公開:2018年8月29日
22歳の青年レオは、街娼をして僅かな金を稼いでいた。次から次へと行き交う男たちに、彼は愛を求め、身体を差し出す。明日がどんな日になろうとも、それはレオの知るところではない。彼は今日も街に繰り出してゆく。胸に高鳴る鼓動を感じて…。

『ピッチの上の女たち』
コメディ、90分
監督:ジュリアン・アラール 主演:マックス・ブーブリル、ヴァネッサ・ギド フランス公開:2018年4月25日
1969年、フランス北部の街ランス。地方紙「ル・シャ ンプノワ」のスポーツジャーナリストのポールは、軽い気持ちで女子サッカーの試合を企画する。編集長秘書エマニュエルの才能を目にしたポールは、国内初の女子サッカーチームの結成を目指すように。しかし「サッカーは男のもの」という強い偏見が行く手を阻み、サッカー協会をも敵に回してしまう。事実から着想を得た物語。

LES FAUX TATOUAGES de Pascal Plante
『フェイク・タトゥー』 ロマンス、青春もの、87分、カナダ映画(ケベック) 監督:パスカル・プラント 主演:アントニー・テリアン、ブリジット・プーパール カナダ公開:2018年3月2日
18歳の誕生日を迎えたテオ。パンクロックのコンサートでひとり酒を飲み明かしていたが、そこで出会ったマグに誘われ、彼女の部屋で一夜を過ごすことに。若い二人の恋がはじまるが、テオは夏の終わりには街を離れることになっていた。

『汚れた血』
フランス、125分
監督:レオス・カラックス 主演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ
ハレー彗星が接近し、酷い暑さに襲われたパリでは、愛のないセックスによって感染する恐ろしいウイルスが蔓延していた。人々の命を救う特効薬をめぐり、対立するふたつの勢力。疾走の中で愛が生まれる。 レオス・カラックスが若干26歳で作り上げた傑作。

第9回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル
開催期間:2019年1月18日〜2月18日
料金:長編-有料(料金は各配信サイトの規定による)
短編(60分以下)-無料
配信サイト:iTunes、Google Play、Microsoft Store、Amazon Instant Video、Pantaflix
、MUBI、青山シアター、Uplink Cloud、U-NEXT、Beauties、VideoMarket 、ビデックスJP、GYAO !、ぷれシネ、Rakuten TV(短編のみ)、ほか
*配信サイトにより、配信作品、配信期間が異なります。配信サイトは変更、追加になることがあります。

公式サイト:​www.myfrenchfilmfestival.com

主催:ユニフランス